VRの歴史
VRの起源
最近、VRが話題沸騰してますが、起源はいつからかご存知でしょうか?
実は、1989年にバーチャルリアリティという言葉が誕生しました。
なので、専門家の『VR元年』とは、1989年なのです。
没入感を得られるVRシステムとして、1992年にCAVEという方式のVRシステムが発表されました。
Cave automatic virtual environment - Wikipedia
イリノイ大学シカゴ校で開発された仕組みで、HMD形式では視野角に限界がある事から箱形のディスプレイの中に人が入ることで、その課題をクリア出来ないかと考え試作されたそうです。
メガネにセンサーを付けることで位置をトラッキングして、ボックス型の部屋に人の方向に合わせた映像を投影するシステムでした。
これは、大変大掛かりで場所もとる仕組みだったようです。
イメージとしては、以下の通りとなるようです。
現在、主流となっているHMDはどこから来たのか?
現在、主流となっているHMD(Head Mount Display) がどこから来たのかと言うと、始まりはARと言う形で1938年に登場しています。
単なる、頭に着けるディスプレイと言う意味では、始まりは1938年です。
詳細は、たくさん説明ページがあるので省きます。 (最後にオススメのページを紹介します。)
CAVEが開発されていた時代には、HMD型のVRの研究開発が盛んだったそうです。 (日本バーチャルリアリティ学会の資料より)
そう考えると、Oculusの登場までにエラく時間が掛かったんだなと思いました。。
現在主流となっている、VR機器とはARとして開発されたHMDとCAVEで培われたトラッキング技術を融合させた技術と言えます。
私は、さらに先のHR(Holographic Reality)を目指したいと思ってます!
前身技術やARを含めた詳細な歴史は、以下のページが参考になりそうです。