VRの利用制限
VRには、利用制限があることをご存知でしょうか?
例として、以下の記事があります。
今回は、3Dの仕組みと視野角の関係について単調に説明します。
VRとは、片目毎にレンズが装着されており、視野角が80°~120°の範囲で対応しているようです。
※現在注目されているVR機器は、以下の通りです。
ちなみに、人間の視野角は、100°~110°です。
擬似3D空間は、独自の世界空間を持っていることから擬似空間に合った位置から鑑賞しないと意図した映像を見ることが出来ないのが現状です。
スクリーンから離れすぎていてもNGですし、近すぎてもNGなのです。
3Dとは、以下のようにスクリーン上に遠近法を利用して遠近感を擬似的に創ることで2D平面に立体を表現する手法です。
人間の目から考えると以下の画像の通りになります。
※カメラ: 擬似空間のカメラ
※視錘台の手前側平面は、スクリーン・画面
最初に掲載したVRの問題点の記事では、3D映画となってますが、3D映画はスクリーンが固定で、座る座席によって目の位置が変わります。
なので、スクリーンに近く](または遠く)なるほど、立体視とは程遠い映像が見えることになることは理解できると思います。
VRは、特に「スクリーンと目の距離」が近くなります。
一人称視点で動かせるシステムを作ると、各々にカメラを着ける事によって、より一層リアルな没入感が得られます。
コンテンツの視錘台の設定によっては、生物的な視野角と合わなくなる可能性があるため注意が必要です。
レンズの位置を目の幅に合わせることは出来るが、奥行きを調整する機能は無かったので、遊びすぎたりするのも健康に悪いので留意しましょう。